Noble Audio

#アートになるイヤホン

東京中のストリートアートがイヤホンを装着

Noble Audioは、「魔法使い」の異名を持つジョン・モールトン博士によって生み出されるアメリカのハイグレードイヤホンブランドです。その圧倒的な高音質、アートとも賞賛される技巧を凝らした設計、その芸術的なデザインにより、世界各国で高い評価を獲得しています。まさにアートと称されるNoble Audioは、新プロダクトであるワイヤレスイヤホン「FALCON」の広告モデルとして、「東京中のストリートアート」たちを起用しました。

BACKGROUND

Apple AirPods Pro、SONYノイズキャンセリングイヤホン・・・2019年ワイヤレスイヤホン市場は加熱していた。そんな中、新プロダクト発売が決まったNoble Audioは、市場の後発ブランドでした。すでにコモディティ化している市場で、如何に独自化を達成するかか、が課題でした。

STRATEGY

コモディティした市場の中で、Noble Audioのワイヤレスイヤホンで音楽を聴くことを、「いい音質で音楽を聴く」とは別の意味をつけることができないか。
例えば、大量生産された革靴と、ノーザンプトンの職人の手でひとつひとつ手で生み出された革靴。「歩くための道具」という機能は、同じです。しかし、後者は「足に身につける芸術品」という意味を持っています。
同じく、Noble Audioをイヤホンを身につける行為を、「アートを身につける」という行為にできないかと考えました。

PLAN

アートなイヤホンが最も似合うのはアート。そこで、東京中のストリートアートを広告モデルとして起用しました。
実は、東京には、身近なところに数多くのストリートアートが点在しています。住宅街の壁に描かれた巨大な人物、銭湯の壁面には水浴びする女性、店舗のシャッターに書き込まれた子どもたち。東京の街は数多くのキャンバスが展示された大きな美術館ともいえます。そんな東京のストリートアートがワイヤレスイヤホン「FALCON」を装着して頂きました。
また、多様なジャンルから4組の音楽アーティストが参加。「ストリートアートが聴く音楽」として楽曲を提供。各ストリートアートには、そのアートが「聴いている」楽曲を記載。QRコーを読み込むと、その場で楽曲を聴くことができます。

RESULT

ストリートアートのイヤホン装着のニュースは、アートメディア、ストリートメディア、音響メディアで取り上げられた。また、販売開始週で、完全ワイヤレス部門で、売り上げ一位を獲得。
結果として、Noble Audioの日本市場におけるファン獲得実現に寄与しました。

※越境の門井が神谷製作所 所属時のお仕事になります。

DATE

制作期間
2019.09-2019.12
時期
2019.12
企画期間
2019.09

CREDIT

ブランドオーナー
Noble Audio
企画(クリエイティブディレクター+プランナー)
門井 舜
アートディレクター
トミタ タカシ
コピーライター
タカハシ トモヨシ
プロデューサー
元山 勢也
クリエイティブプロデューサー
菅原直哉
猫塚萌芽
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